お祭り人　ＭＯＭＯ－ＴＡＲＯの滋賀咲くBLOG④

2018女子バレーボール世界選手権は14日、日本ガイシホール（名古屋市）で第3次ラウンドG組の初戦が行われました。
日本は第2次ラウンドでは3－1で退けたセルビアと2度目の対戦となったが、0－3（19－25、18－25、23－25）のストレートで敗れました。



3次リーグは6チームが2組に分かれ、各組上位2チームが準決勝に進出するため、目標のメダル獲得へもう負けられなくなりました。
今夜15日には世界7位ながら今大会無傷の9連勝のイタリアと対戦し、負ければ4強の可能性は消える天王山。
今大会、激戦をくぐり抜けてきた中田ジャパンは、立ち直ることができるのか？
応援、ヨロシクお願いいたします！

↓　↓　(つづき)

昨夜のセルビア戦、日本チームのスターティングメンバーは、古賀紗理那、長岡望悠、奥村麻依、荒木絵里香、田代佳奈美、石井優希、井上琴絵。

第1セットは、ティヤナ・ボシュコビッチとブランキツァ・ミハイロビッチにスパイクを決められ、レシーブでも粘られ、6－13とリードされました。
しかし、セルビアのミスから古賀のサービスエース、荒木のブロックで3連続得点し、14－20まで追いつき、ボシュコビッチのスパイクなどで14－23と引き離されたが、相手ミスからボシュコビッチのスパイクを奥村がブロック、さらに得点を重ねて19－23まで迫る。
しかし、最後はスパイクミスを犯してセットを落としました。

第2セット、井上のレシーブ、長岡のスパイクでサイドアウトを重ねたが、相手の両エースに連続得点を許し、10－17とされ、終盤で石井に代わり黒後愛が入ると、ライトからの強打で14－21。
さらに長岡がスパイクを決め、全員でつないだボールがセルビアコートに落ちるなど4連続得点で18－23とするが、最後はミスで落としました。



第3セットは長岡に代わり新鍋理沙が入り、第2セットに続いて黒後が入り、一進一退の攻防が続いたが、田代のツーアタックからセルビアの連続スパイクミス、奥村のブロックで8－6。
セルビアのサーブミスから黒後のバックアタック、古賀のスパイク、相手ミスで16－14とリードを保ち、勢いのついた日本は古賀の得点で19－17とすると、黒後のブロックアウトで20点目。
しかし、セルビアのサービスエースで22－22と同点にされると、最後は日本のミスが続いて23－25と逆転され、ストレート負けを喫しました。

「スパイカーの技術が足りない。安易に打つのではなく、相手のブロックを利用したり、相手のエースの体勢を崩したりと、考えて打たなければ」と中田監督は選手に注文をつけたと記事には載っていました。


今回のセルビアは強いです。
全日本も弱くは無いですが、２次Rでのセルビア戦は大金星で、何回かに１回くらい勝てるかの展開と内容でした。
特に、日本でプレーするミハイロビッチは必要以上に日本の選手を意識していたようでリズムが悪かったです。
しかし、日本の昨日はレシーブよりも得点できる選手を入れてきました。

その得点しなくては成らない長岡と石井が不発・・・
特に長岡はフェイントが多すぎて、それなら入れてる意味が無い！
不器用なのは分かりますが、打てない事が多すぎて調子のよい時しか使えない・・・
しかもレシーブが出来ないから周囲の負担が増えるので、やはり新鍋でスタートするべきでしたね。

石井は悪くないのですが、ここの所の試合では石井頼みのトスが続いて、すごく疲れているように感じ、昨日は高さも速さも無かったですね。
確かに中田監督の言うようにスパイカーの技術も発展途上ですが、ブラジル戦での敗戦もベンチワークのミスからですし、昨日の起用も後手に回ってしまっていましたから、ベンチの責任も大きいです。

しかし、そんな事は言ってられない大一番が今夜のイタリア戦。
一丸となって、素晴らしいプレーの試合を見せて欲しいですね。