2017年01月27日
なんでも鑑定団・国宝級茶碗に陶芸家「どう見てもまがい物」で波紋広がる・・・どう決着?
テレビ東京の看板番組『開運!なんでも鑑定団』に思わぬ大騒動が持ち上がっています。
2016年12月20日に放送されたテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」で、世界に3点しかないとされる「曜変天目茶碗」が新たに見つかったとされ、この国宝級の発見は共同通信など複数のメディアで報じられましたが、その真贋をめぐり様々な意見が出ているようです。
2016年12月20日に放送されたテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」で、世界に3点しかないとされる「曜変天目茶碗」が新たに見つかったとされ、この国宝級の発見は共同通信など複数のメディアで報じられましたが、その真贋をめぐり様々な意見が出ているようです。
↓ ↓ (つづき)
2016年12月20日放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」(火曜夜8時54分~)で、出品された天目茶碗が世界に3点しかないとされる「曜変天目」だと鑑定されました。
この茶碗は、徳島県徳島市の支那そば店経営の男性が同番組に鑑定を依頼したもので、大工だった男性の曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫の武家屋敷の工事を請け負った際に譲り受けたという茶碗。
番組での評価額は2500万円で、ちょうど見ていましたが・・・会場だけでなく、我が家でも声が上がるほど騒然としました。
テレビで鑑定した古美術鑑定家の中島誠之助氏は以下のように語っていました。
『「開運!なんでも鑑定団」始まって以来の発見。12世紀から13世紀、中国の南宋時代に福建省の建窯(けんよう)で焼かれた「曜変天目」に間違いございません。日本にもたらされた茶碗は数あるが、曜変はたった3点。その全てが国宝。これが出たことによって4点目が確認された。』
しかし、これに対して窯業で知られる愛知県瀬戸市在住の陶芸家・九代目長江惣吉氏は、「番組を見ていて思わず絶句しました。どう見ても中国の商店街で売っているまがい物にしか見えなかった」と異議を唱えているそうです。
鑑定品は色合いから見て、18世紀以降に作られたものだと長江氏は推測。
さらには、中国陶磁考古学・陶磁史の世界的権威で沖縄県立芸術大学教授の森達也氏も「実物を見ていないのでその点は不正確ですが、映像を見た限りでは本物である可能性は低い」と話したと言う事です。
また、番組では茶碗に2500万円の値がつけられ「国宝になっていたかもしれない大名品です!」と宣言されたが、この額にも長江氏は首を傾げると記事には載っていました。
「本当に4点目の曜変天目であるなら2500万円は安すぎます。国宝並みという評価と値段が釣り合っていません」と。
う~ん、なるほど・・・w
仮に本物だとしたら・・・
2大オークションサイトであるサザビーズとクリスティーズに聞くと、これまで現存する3つの曜変天目は国宝に指定されているため出品された記録はないが、ワンランク下とされる「油滴天目茶碗」は昨年、それぞれ1品ずつ出品され、落札額は「108万5000ポンド(約1億5000万円)(サザビーズ)、「1170万ドル(約12億円)」(クリスティーズ・ジャパン)と、どちらも今回の鑑定結果を大きく上回る。と・・・
その、専門家たちの指摘に対して、テレビ東京は書面で回答。
「鑑定結果は番組独自の見解によるものです。番組の制作過程を含め、この件について特にお答えすることはありません」
鑑定した中島誠之助氏(古美術鑑定家)を直撃するも、残念ながら、回答は得られなかったそうです。
一方、鑑定結果を受けて、徳島県では所有者に連絡し、「県指定の文化財として登録を希望しますか?」と確認をし、茶碗の文化財登録のための調査を予定していたが、1月23日までに調査を中止。
『開運!なんでも鑑定団』では番組開始当初からMCを担当してきた石坂浩二が卒業し、4月から従来の『開運!なんでも鑑定団』をリニューアル。
石坂と共に2代目アシスタントとして21年半にわたって出演してきた吉田真由子も番組を卒業し、新たにフリーアナウンサーの福澤朗と片渕茜アナとが加入して今田耕司と進行すしています。
石坂は、ここ2年ほど番組内での発言がほとんどカットされるなど不自然な形での出演が続いていたが、同局は意図的な編集を否定・・・
石坂は、同番組の中で発言が意図的にカットされていると報道さた件で、フジテレビの『とくダネ!』が本人を直撃した際には「(意図的な編集疑惑については)言えないというか言わないことにしているんですけど。たとえ感じることがあっても私個人の問題ですからね」と回答。制作スタッフとの揉め事が原因とも報じられているが、「さぁ、分かりません」と明言を避けていました。
なんか、スッキリしない形で続いている人気番組ですが、今回の鑑定が大きな間違いだったとすると、中島誠之助氏が降板するだけではおさまらない致命傷に成りかねないですね。
この茶碗は、徳島県徳島市の支那そば店経営の男性が同番組に鑑定を依頼したもので、大工だった男性の曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫の武家屋敷の工事を請け負った際に譲り受けたという茶碗。
番組での評価額は2500万円で、ちょうど見ていましたが・・・会場だけでなく、我が家でも声が上がるほど騒然としました。
テレビで鑑定した古美術鑑定家の中島誠之助氏は以下のように語っていました。
『「開運!なんでも鑑定団」始まって以来の発見。12世紀から13世紀、中国の南宋時代に福建省の建窯(けんよう)で焼かれた「曜変天目」に間違いございません。日本にもたらされた茶碗は数あるが、曜変はたった3点。その全てが国宝。これが出たことによって4点目が確認された。』
しかし、これに対して窯業で知られる愛知県瀬戸市在住の陶芸家・九代目長江惣吉氏は、「番組を見ていて思わず絶句しました。どう見ても中国の商店街で売っているまがい物にしか見えなかった」と異議を唱えているそうです。
鑑定品は色合いから見て、18世紀以降に作られたものだと長江氏は推測。
さらには、中国陶磁考古学・陶磁史の世界的権威で沖縄県立芸術大学教授の森達也氏も「実物を見ていないのでその点は不正確ですが、映像を見た限りでは本物である可能性は低い」と話したと言う事です。
また、番組では茶碗に2500万円の値がつけられ「国宝になっていたかもしれない大名品です!」と宣言されたが、この額にも長江氏は首を傾げると記事には載っていました。
「本当に4点目の曜変天目であるなら2500万円は安すぎます。国宝並みという評価と値段が釣り合っていません」と。
う~ん、なるほど・・・w
仮に本物だとしたら・・・
2大オークションサイトであるサザビーズとクリスティーズに聞くと、これまで現存する3つの曜変天目は国宝に指定されているため出品された記録はないが、ワンランク下とされる「油滴天目茶碗」は昨年、それぞれ1品ずつ出品され、落札額は「108万5000ポンド(約1億5000万円)(サザビーズ)、「1170万ドル(約12億円)」(クリスティーズ・ジャパン)と、どちらも今回の鑑定結果を大きく上回る。と・・・
その、専門家たちの指摘に対して、テレビ東京は書面で回答。
「鑑定結果は番組独自の見解によるものです。番組の制作過程を含め、この件について特にお答えすることはありません」
鑑定した中島誠之助氏(古美術鑑定家)を直撃するも、残念ながら、回答は得られなかったそうです。
一方、鑑定結果を受けて、徳島県では所有者に連絡し、「県指定の文化財として登録を希望しますか?」と確認をし、茶碗の文化財登録のための調査を予定していたが、1月23日までに調査を中止。
所有者から「一切、外部への資料提供を控える」と連絡があったのが原因だという事です。
『開運!なんでも鑑定団』では番組開始当初からMCを担当してきた石坂浩二が卒業し、4月から従来の『開運!なんでも鑑定団』をリニューアル。
石坂と共に2代目アシスタントとして21年半にわたって出演してきた吉田真由子も番組を卒業し、新たにフリーアナウンサーの福澤朗と片渕茜アナとが加入して今田耕司と進行すしています。
石坂は、ここ2年ほど番組内での発言がほとんどカットされるなど不自然な形での出演が続いていたが、同局は意図的な編集を否定・・・
石坂は、同番組の中で発言が意図的にカットされていると報道さた件で、フジテレビの『とくダネ!』が本人を直撃した際には「(意図的な編集疑惑については)言えないというか言わないことにしているんですけど。たとえ感じることがあっても私個人の問題ですからね」と回答。制作スタッフとの揉め事が原因とも報じられているが、「さぁ、分かりません」と明言を避けていました。
なんか、スッキリしない形で続いている人気番組ですが、今回の鑑定が大きな間違いだったとすると、中島誠之助氏が降板するだけではおさまらない致命傷に成りかねないですね。
番組が打ち切りと成れば、人気番組だけにBBCびわ湖放送も痛いですよね。
さてさて、この論争・・・どういう決着がつくのか、まだまだ波紋は広がりそうです。
一応、ボクも美大出身で興味が有りますし・・・
うちにも多少の絵画なども有りますしねぇ。
うちにも多少の絵画なども有りますしねぇ。
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